小さかった葉っぱの詩人

あの時5歳だった君

もうすっかり大人になって

風邪で寝込んだ私に

お粥さんを作ってくれました

今も覚えている可愛い声

「お母さんは木だよ

葉っぱは子供だよ

お母さんがここにいるから

葉っぱはさみしくないんだよ」

あたたかい一杯に

私の人生がまんざらでも無い気がするよ

ありがとう葉っぱ

おいしいね

ありがとね

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君はもうあの峯を越えて

君はもうあの峯を越えて

振り向かずきっぱりと

夕闇の稜線を越えてゆく

落として来た涙が沢を流れて

チロチロとチロチロと音がする

手で掬うと君の声がする

忘れ得ぬ

君の声

 

そこには花が咲いている

君の咲かせたいくつもの花

永遠に枯れない

ホントの花

 

私といえばまだまだこんな場所で

しゃがみこんでいるんだよ

このままずっと

このままずっとずっと

過ぎ行く人を見送り続けるのかもしれない

 

 

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VRと同じ

出来上がった仕組みの中で

居場所を探してる

馬鹿者よ

間違えてるのは自分なのか?

同調圧力に疲弊する

ヒリヒリする心を守る為には

切り捨てて

離れて楽な場所で生きる

でもこれじゃあVRと一緒じゃね?

 

間違えたのは自分なのか?

おかしいのは自分なのか?

 

 

 

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希望

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思い悩まず

今日を

生きたい

たとえば空が曇りでも

たとえば雨が振りだしても

この目と耳で

正しい選択をして

 

言葉に保険をかけずに

猜疑心を捨てる

 

胸の痛みはあの曇天とおんなじだ

風に吹かれて

いつか消えるだろう

 

 

 

 

 

 

 

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アドレナリンが足りてない

今日ころんだ

ラケットぶっ飛んだ

ネットに激突した

駆け寄る人々がスローモーションに見えた

スクッ!と立ち上がり

ササッ!と立ち位置に戻った

痛くない

痛くない

笑ってみせた

このところの

モヤモヤもぶっ飛んだ!

アドレナリン放出!

アドレナリン放出!

命の危機にさらされて

アドレナリン放出!

翌日左足が真っ青なのに気づく

アドレナリンが自由に出せたらいいのに

身体の痛みも心の痛みも

ぶっ飛んで行くだろうな


✳️その後アドレナリンの出し方を検索したら

筋トレしても走ってもアドレナリンは出ているらしく出し過ぎると血糖値が上がり心拍数が上がり血圧も?上がり、、

ヤバいです






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