言葉の本棚 Ⅳ

2017.05.17

ニケ

歌う
君が奏でる音に包まれて
歌う
私の背中に翼が現れる
ずっと…
ずっと…
ずっと…
愛の告白の中にいた
今までも
これからも
永遠のもっと向こうまで

私は歌い
君に抱かれる

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2017.05.03

縁の中

この世は何1つとして自分の望んだ様にはいかない
マッチ1本する事さえも
原因と結果がある
すべては万物の「縁」の中にあって
無数の分岐点でつながる
ただ選択の繰り返しをして
今立っている場所に存在している
そのつながりの中で
与えられた生命は
大いなる時の片隅で
人を求め
人に傷つき
儚く輝き
深い深い藍色の柔らかな流れの中
静かに…
とこしえに消えてゆくのだ


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世界はやさぐれる

また同じ心持ちになった
あぁそうだ
何も変わってはいない
1ミリたりとも動いていない

予感はしていたさ
最初からね
だから前ほど痛くはないよ

私はいつもやさぐれて
心の世界のならず者だ
君が見ている笑顔は
私の世界の壁なのさ

やり過ごすスキルをちょっとばかり覚えただけなんだ


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2016.10.29

冷夢

黒い水の中をそ知らぬ顔で泳ぐ
私はいつも悪意に満ちている
そしてとても破壊的だ

知っているだろうか
繰り返される孤独と呪い
血を感じ
引きちぎれた肉片
この身の残像を集める

またここに戻って来た
迷い込む…
迷い込む…
樹海のように

死の淵はそれ程遠くない
白髪の老婆となっても

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2016.04.09

美しい者達の理解者

才ある者には理解者が必要です
あなたの震える魂を
両手でそっと受け止めて
光の中に捧げるのです
そして私はその全てに触れて
熱く濡れて
愛しく裂かれ
あなたに触れもせず
あなたに触れもせず
狂気の才能にひざまずくのです

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2016.01.07

今日生きて明日を思う

私の様な人間の
このちっぽけな人生でさえ
旅路の果てに
死は待っているのです

何を思うのか…
今日・生きて・明日を

夜の静寂の中で
スマホの光をタップする
狭い半径で

うそぶくのはやめても
心は孤独の傍観者

寂しさは寂しがり屋の十八番なんだ
解らないね 全然

私は水面を泳いでいるだけ
勿論 独り 淡々と


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2015.08.10

ヤドカリ

そろそろこの瞼の内側からの景色に飽きた

まじまじと手のひらを見る

傷みが進んでしわだらけ

眼を閉じる

この世界が終る時がヤド変えの時

新しく生きなおすなら

この世とおさらばするしかないのだ・・

長い年月をかけて絡みついた

混沌とした人間の垢を

だらだらと引きずりながら

臭い..

臭い..と

ヤドガエもナラズ

神さえも知らぬ自分の今日を

生きているのです

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2014.09.14

会いたくて走る

嵐の夜 

雷は黒雲から恫喝する

会いたくて  走る

会いたくて・・・

走る・・・

何だろう

この強い心は!

これが私だったのか

射たれて死ぬか?

今この一瞬に

恐怖は想いをひるませはしない

確かにある この闇の向こう

愛という希望か

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2014.07.21

夢をみている 今

どうしても覚めない
夢の中にいるのです
夢だとわかっているのに
ちっともちっとも終わりません
こんなのウソっぱち
こんなのウソっぱち
大丈夫
目が覚めたらいつもの朝
私の体はもと通り…

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2014.03.04

明日、朝

とにもかくにも
もう寝よう
やる事成す事あるけれど…
今動いても効率悪い

先に寝てから
やれば良い
明日、朝

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